【其之参】さらなる期待を



偶然に、天文学的な確立で1号、2号、3号の3両が揃うのなら、
そうしたら、もっと揃うような気がしてなりません。
たとえば4両とか、揃うことはないのと探してみました。
突拍子もないことかもしれませんが、はたして…?

すると2か所で4つの系統が揃うことが分かりました。
ひとつは、公会堂前〜螢茶屋の2号、3号、4号、5号。
もうひとつは、西浜町トライアングル近辺での1号、2号、4号、5号
この2つの場所が考えられそうです。

まず6月24日(日)、雨の中、新中川町電停へ行ってみました。
というのも、公会堂前〜螢茶屋の間では
新中川町電停上に架かる歩道橋から螢茶屋方面を狙えば
螢茶屋電停近くで
○2号系統・螢茶屋→赤迫
○3号系統・赤迫→螢茶屋
●●●○4号系統・螢茶屋〜正覚寺下
○5号系統・螢茶屋〜石橋
この4両が揃う可能性が高いのではないかと思ったのです。

しかし、実際に新中川町の歩道橋の上から螢茶屋方面を見ると
直進の後、遠くで右にカーブしており、螢茶屋電停は望めませんでした。


●●●●●●●●●●●●●●●●●●新中川町電停に架かる歩道橋から

そこで終点の螢茶屋まで足をのばし、あたりをうかがいました。
すると、電停の奥、車庫の上にある数店舗の飲食店、
その駐車場の端から螢茶屋電停、そしてその先、新中川町方面が望めるのです。



このようなシーンとなるわけですが、
信号でクルマが停まると、真正面にこちらが見えてしまうことになります。

この日、6月24日(日)は昼過ぎに30分近く待ちましたが、
3番の螢茶屋行きでやってきて2号、赤迫行きで折り返す、
ほとんどの電車の行先表示板が、
なんと螢茶屋電停に入ってくるかなり手前から2号、赤迫行き。
電車の運転手さんは、
早いうちから2号、赤迫行きに行先表示板を変えているのです。

ということで螢茶屋電停では、
なかなか3号、螢茶屋行きの行先表示板を見ることが出来ないのです。
でも、もしかしたら、まれに3号、螢茶屋のまま
螢茶屋電停に入線してくる電車もあるかもしれません。
そのときを狙えば…。
でも、そのとき…3号の近くに、2号、4号、5号がいるかどうか…。
これこそ、難しい問題です。




【其之壱】まずは、ためしに●●

【其之弐】それならば●●●●●

【其之参】さらなる期待を●●●

【其之肆】むずかしい問題●●●

【其之伍】次への期待●●●●●

【其之陸】ついに、そのとき!?

【其之質】2号系統の風景●●●

もどる


(C)長崎考現学 写真の無断転載を禁じます
写真をクリックしても大きくはなりません