西浜町三叉路
1920(大正9)12月25日、長崎電鉄の築町から古町までが開通。
翌1921(大正10)4月30日に西浜町から銅座町、思案橋と延長されます。
思案橋までの軌道は、道幅の狭い繁華街の密集地内での敷設となり工事は困難を極めました。
右に見える建物は不動貯蓄銀行です。
奥が思案橋方面となります。下、左右に見える石積みは中島川の護岸です。
右が下流。築町、出島を流れ長崎湾となります。
まだ中央橋は、影も形もありません。
商店街への入口、鐵橋、もしくは当時のメインストリート、長久橋を渡ることとなります
電車の開通により西浜町が南北に大きく分断され、ふたつの西浜町電停が誕生します。
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中央橋が架かるのはずっと先です。
戦後、1952年(昭和27)3月15日に着工。橋長20.3米、幅員25.8米の中央橋が架設するのは、同年12月5日です。
写真提供/長崎電気軌道株式会社
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