長 崎 縣 廰
初代の長崎県庁庁舎は、1874年(明治7)7月28日、西役所跡に新築の洋風木造2階建てで開庁します。
が、1か月もたたない8月21日、風速60米級の大台風の中心が長崎を通過します。
そのとき庁舎は暴風にあい倒壊してしまいます。
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そして1876年(明治9)3月、跡地に再び新庁舎の建設を起工し、12月に2代目の県庁庁舎が完成します。
木造2階建、4棟、建坪82坪、総工費1万6130円です。
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さらに1911年(明治44)4月25日、山田七五郎の設計で本館3階建の3代目の長崎県庁庁舎が落成します。
2枚ともに郷土出版社「目で見る長崎市の100年」(越中哲也・岡林隆敏・堺屋修一/監修)より