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1923年（大正12）２月11日「紀元節」の佳日。日本郵船が長崎〜上海間に、日華連絡船を週２回の運行で就航しました。
就航第１船は貨客船「長崎丸」、姉妹船の「上海丸」は同年３月25日に就航しました。
２隻ともに英国W・デニー造船所で建造され、長崎〜上海間を26時間で結びました。
1930年（昭和５）３月19日、長崎駅から出島岸壁に至る臨港鉄道（1.1粁）が開通。長崎港駅が開業しました。
第２次世界大戦に入り「長崎丸」は、1942年（昭和17）５月17日に、伊王島北沖で日本軍布設の機雷に触れ沈没。
「上海丸」は翌1943年（昭和18）10月30日、揚子江の東方40哩の沖合で、南方兵員輸送船「崎戸丸」と衝突し沈没しました。
絵はがき（複製）所蔵／藤城かおる
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