3種類のごみ箱が用意されています。
まあ「缶・ビン」は、よしとして、「燃える」と「不燃物」が分かりません。
「燃える」でしたら「燃えない」でしょうし、「不燃物」でしたら「燃物」…ねんぶつ?
いやいや、そんなはずありません。「可燃物」です。(市内のとあるイベント会場にて)
(数値データは、2002年(平成14)6月23日現在のもの)
●●●●●●●●●●ゴミは地区ごとの指定日に分別してだします。
●●●●●●●●●●大きく分けると、紙や生ゴミなどの「燃えるゴミ」、
●●●●●●●●●●ビニールやプラスチックなどの「燃えないゴミ」となります。
●●●●●●●●●●他に、自治体によって古紙や牛乳パック、空き缶、空き瓶などの「資源ゴミ」、
●●●●●●●●●●本棚、タンスなどの「粗大ゴミ」、電池、蛍光灯などの「有害ゴミ」など
●●●●●●●●●●…いくつにも分別されている。
●●●●●●●●●●最近では、より細分化され、23もの種類に分けて収集している都市もあるようです。
●●●●●●●●●●ゴミは、だいたいにおいて「燃える」か「燃えない」かに分けられます。
●●●●●●●●●●でも、その言葉、場所によっては「燃える」「燃えない」以外にも、さまざまな表現を駆使しているようです。
●●●●●●●●●●九州沖縄各県のホームページから、リンクしている市町村のなかで、市のホームページに限ると95件。
●●●●●●●●●●そのうち「燃えるごみ」「燃えないごみ」等の表記が比較できるサイトまでたどり着けたものは49件。
●●●●●●●●●●「可燃ごみ(燃えるごみ)」のような、カッコの表記をべつべつに分けて数えると、総計で53組となりました。
●●●●●●●●●●●●▼いちばん多かったのは「燃える」「燃えない」…………18組
●●●●●●●●●●●●●●●うち、平仮名表記の「もえる」「もえない」………03組
●●●●●●●●●●●●▼続いて「燃やせる」「燃やせない」………………………15組
●●●●●●●●●●●●●●●うち、平仮名表記の「もやせる」「もやせない」…03組
●●●●●●●●●●●●▼三番目に多かったのは「可燃」「不燃」…………………12組
●●●●●●●●●●●●●●●平仮名表記の「かねん」「ふねん」…………………00組
●●●●●●●●●●以上の3種類が表記のほとんどを占め、合計45組。全体の85%となります。
●●●●●●●●●●あとは少数派ばかり。すべてを挙げてみます。
●●●●●●●●●●「もやす」「もやさない」、「燃える」「不燃」がそれぞれ2組ずつ。
●●●●●●●●●●あとは1組ずつの「燃やす」「燃えない」、「燃える」「燃やさない」、
●●●●●●●●●●●●「燃やす」「燃やさない」、「燃やす」「燃やせない」となります。
●●●●●●●●●●ここで疑問が生じました。
●●●●●●●●●●肯定、否定の相対する表現で「燃える」「燃えない」や「可燃」「不燃」ならば納得はできます。
●●●●●●●●●●でも、少数派の中の「燃える」に対し「不燃」の表現は相対していません。
●●●●●●●●●●「燃える」ならば「燃えない」、「不燃」ならば「可燃」のはずです。
●●●●●●●●●●なぜ、このような表記方法をとるのでしょうか?解りません。
●●●●●●●●●●どうも統一性がなく、メチャクチャなようです。
●●●●●●●●●●こうなってくると、もう何でもアリと言わざるを得ません。
●●●●●●●●●●残念ながら、それぞれの自治体が、どうして、ここまで表記が違うのか、いい加減、適当、あやふやなのかは解りません。
●●●●●●●●●●どのような決まりの上で、使い分けているのかも解りません。詮索もしません。
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●◆
●●●●●●●●●●さてさて、自治体の数だけ「ゴミ」の表現があるといっても過言ではないでしょう。
●●●●●●●●●●ならば、もっともっと「燃える」「燃えない」の表現があってもいいのではないでしょうか。
●●●●●●●●●●勝手に考えてみました。たとえば…。
●●●●●●●●●●●●【断定】
●●●●●●●●●●●●●・可燃・不燃
●●●●●●●●●●●●●・燃える・燃えない
●●●●●●●●●●●●●・燃せる・燃せない
●●●●●●●●●●●●●・燃やす・燃やさない
●●●●●●●●●●●●●・燃やせる・燃やせない
●●●●●●●●●●●●●・燃す・燃さず(燃さない)
●●●●●●●●●●●●●・燃やせられる・燃やせられない
●●●●●●●●●●●●●・燃えないことはない・燃えることはない
●●●●●●●●●●●●●・燃えないことはなくもない・燃えることはなくもない
●●●●●●●●●●●●●・燃えていい・燃えなくていい
●●●●●●●●●●●●【断定(他人に)】
●●●●●●●●●●●●●・燃させる・燃させない
●●●●●●●●●●●●【予測】
●●●●●●●●●●●●●・燃えそう・燃えなさそう(燃えそうでない)
●●●●●●●●●●●●●・燃せそう・燃せなさそう(燃せそうでない)
●●●●●●●●●●●●●・燃えるであろう・燃えないであろう
●●●●●●●●●●●●●・燃えるかもしれない・燃えないかもしれない
●●●●●●●●●●●●●・燃えなさそうで燃える・燃えそうで燃えない
●●●●●●●●●●●●【希望】
●●●●●●●●●●●●●・燃えてほしい・燃えてほしくない・燃えないでほしい
●●●●●●●●●●●●●・燃やしたい・燃やしたくない
●●●●●●●●●●●●●・燃やしたくてたまらない・?
●●●●●●●●●●●●●・燃やしてみたい・燃やしてみたくない
●●●●●●●●●●●●●・燃やしてみたくなる・燃やしてみたくならない
●●●●●●●●●●●●【希望(他人に)】
●●●●●●●●●●●●●・燃やしてほしい・燃やしてほしくない
●●●●●●●●●●●●【現在進行】
●●●●●●●●●●●●●・燃えている・燃えていない
●●●●●●●●●●●●●・燃やしている・燃やしていない
●●●●●●●●●●●●【結果】
●●●●●●●●●●●●●・燃えた・燃えなかった
●●●●●●●●●●●●●・燃えていた・燃えていなかった
●●●●●●●●●●●●●・燃やしたかった・燃やしたくなかった
●●●●●●●●●●●●●・燃やしてみたかった・燃やしてみたくなかった
●●●●●●●●●●以上、すべてに「〜ゴミの日」と言葉が続きます。なかには、あるわけないゴミの日がたくさんあります。
●●●●●●●●●●でも、あったら面白い。面白い…?「笑えるゴミの日」、「首を傾げたくなるゴミの日」もかなりあります。
●●●●●●●●●●「笑えるゴミの日」があるのなら、「怒るゴミの日」「泣くゴミの日」などがあってもいいかもしれません。
●●●●●●●●●●たとえば、滅多に出さないようなゴミがでます。
●●●●●●●●●●しかし、そのゴミ。いつ出していいのか、何に含めたらいいか解らないから、「悩むゴミの日」に出す。
●●●●●●●●●●また「燃えるゴミの日」に「燃えないゴミ」を出したり、逆に「燃えないゴミの日」に「燃えるゴミ」を出す人がいます。
●●●●●●●●●●そんな人たちのために「間違ったゴミの日」があっていいかも…。
●●●●●●●●●●「燃えるゴミ」の否定として「燃えないゴミ」があるならば、
●●●●●●●●●●他のゴミたち…「生ゴミ」「資源ゴミ」「リサイクルゴミ」「有害ゴミ」も無理矢理、否定してみます。
●●●●●●●●●●「生でない」「資源でない」「リサイクル出来ない」「有害でない(無害)」…ということは…。
●●●●●●●●●●生ゴミでなければ、資源でなければ、リサイクル出来なければ、有害でなければ…
●●●●●●●●●●ならば何のゴミの日に出したらいいのでしょうか?頭がこんがらがります。
●●●●●●●●●●ついでに「燃える」の慣用句
●●●●●●●●●●●●「燃え上がる」「燃え盛る」「燃え尽きる」
●●●●●●●●●●●●「燃え残る」「燃え広がる」「燃えやすい」を否定してみます。
●●●●●●●●●●●●●「燃え上がらない」「燃え盛らない」「燃え尽きない」
●●●●●●●●●●●●●「燃え残らない」「燃え広がらない」「燃えにくい」。
●●●●●●●●●●●●●これら慣用句に「ゴミの日」をつけることもできます。
●●●●●●●●●●一般的に、言葉や文字で表現する場合、主体は人間にあります。
●●●●●●●●●●たまに自然物・人工物を擬人化することもありますが、主体を持たせることは、ほとんどないでしょう。
●●●●●●●●●●特にゴミに主体を持たせることは、まず到底ありません。
●●●●●●●●●●そういえば、筒井康隆の子供向けの小説に「かいじゅうゴミイ」という作品がありました。
●●●●●●●●●●そこで、特別にゴミに主体を持たせてみます。
●●●●●●●●●●●●【断定】
●●●●●●●●●●●●●・燃えたい・燃えたくない
●●●●●●●●●●●●【希望】
●●●●●●●●●●●●●・燃えてみたい・燃えてみたくない
●●●●●●●●●●ゴミ自身の思考意志が、より一層ハッキリします。
●●●●●●●●●●ゴミ自身がどうしたいのか?
●●●●●●●●●●「燃えたい」のか「燃えたくない」のか、それとも「燃えてみたい」のか「燃えてみたくない」のかが解ります。
●●●●●●●●●●「燃えたいゴミの日」「燃えたくないゴミの日」「燃えてみたいゴミの日」「燃えてみたくないゴミの日」。
●●●●●●●●●●なんとか記念日みたいな感じもします。ゴミはゴミなりの、ハッキリした意志の上で行動に移して欲しいものです。
●●●●●●●●●●ゴミにエールを送りましょう。頑張れゴミ!!
●●●●●●●●●●記念日といえば…。
●●●●●●●●●●関東地方知事会の空缶対策推進委員会が、1982年(昭和57)から5月30日を「ゴミ、ゼロの日」と設定しました。
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