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第5回ながさきみなとまつり

1955年(昭和30)4月26日から28日にかけて「第5回ながさきみなとまつり」が開催されました。
「みなとまつり」がはじまったのは、1950年(昭和25)のこと。長崎開港380周年を記念として、戦後復活した行事でした。
3日間にわたり催された「第5回ながさきみなとまつり」では、市内各所で多彩なイベントが繰り広げられました。
なかでも、陸上自衛隊鹿屋航空隊所属の6機編隊が、空から訪れ、戦後、初めてのアクロバット飛行を公開。
また日米の艦船あわせて23隻が集い、艦船内見学や艦船試乗などで港を賑わし、
27日の正午には、満艦飾の化粧をほどこし港に勢揃いした全船舶が、いっせいに汽笛を吹鳴しました。
さらに国際文化会館と岡政デパートでは、それまで門外不出とされた「南蛮美術」の展示があり、
市営遊覧船が1日3回にわたり港内を巡覧しました。
写真は、浜市連合会による仮装行列の「出船」。当時、おくんちに使われていた、西浜町の竜船を使用しています。



ちょうど「みなとまつり」が開催された、4月26日から28日までの3日間の前後、
23日には長崎県知事、県議会議員選挙が、また30日には長崎市長、市議会議員選挙が、それぞれ行なわれました。
ちょうど選挙にはさまれた格好のイベントとなり、期間中は、いつにない盛り上がりを見せた感もあったといいます。

撮影/故・山本力夫
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