桜町立体交差
1954年(昭和29)3月26日、桜町の立体交差「櫻橋」が完成します。
完成により、櫻橋をくぐる長崎電鉄の桜町〜桶屋町(現・公会堂前)が新設されます。
それまでは、写真左側をカーブする坂道を上り下りしてました。
線路開設当時は坂道がきつく、お客さんが降りて後から押していたという逸話もあります。
橋の右側たもと、風格ある建物は長崎商工会議所です。
商工会議所の右隣は市水道局の旧庁舎。水道局の手前には市役所の旧別館があります。
商工会議所の奥、現在の公会堂の場所は公園のようです。そのまた奥には、長崎中学校の校舎が見えます。
1971年(昭和46)7月7日には長崎市桜町駐車場が完成し、櫻橋より手前側が覆われます。
長崎文献社「アルバム・長崎百年」(嘉村國男/監修)より