日 見 隧 道


長崎年表冩眞舘 其之拾肆

1881年(明治14)に国道・日見新道会社が日見峠に馬車を通すため日見峠を開削、起工しました。
翌1882年(明治15)7月30日には峠の中央を110尺(33米)、幅4米余り山腹を開削。
我国初の有料道路日見峠一等県道が開通します。
そして8月10日から1889年(明治22)7月まで、工事費1万8千円償却のため日見と本河内の2か所で道銭の徴収を開始。
通行料・人1人5厘、人力車2銭、荷車3銭、牛馬1銭5厘、乗馬3銭、駕籠2銭、馬車5銭でした。



絵はがき(複製)所蔵/藤城かおる
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