長 崎 商 品 陳 列 所
1896年(明治29)12月28日、炉粕町の諏訪公園入口(旧安禅寺境内)に、煉瓦造り2階建ての長崎商品陳列所が完成しました。
商品陳列所は、内外国の商品農工産物の見本を収集して業者の参考に供し、県市特産物の販路拡張を奨励するための施設です。
そして1941年(昭和16)には、長崎市立博物館として活用されることになります。
もとの建物は、1877年(明治10)03月15日から開かれた第3回内国勧業博覧会の第1会場として使われました。
場所は、現在の日銀長崎支店です。
「長崎市地番入分割圖」(オリジナル)所蔵/藤城かおる
写真の無断転載・使用禁止