出 師 橋
1904年(明治37)11月16日に落成した長崎港湾第2期改良工事で、出島の海側2万2486坪が埋立てられました。
同時に長さ44米、幅員8米の鉄製トラス橋の出師橋が銅座川に架かります。
橋名は第6師団の出征にあたって出島に集合する際、この鉄橋を通ったことを記念して命名されました。
そして1958年(昭和33)9月には、出島地区土地区画整理事業で取り壊されます。
荷を背負った馬がいますが、荷物が重たそうで、ヨタっているようにも見えます。
「長崎市地番入分割圖」(オリジナル)所蔵/藤城かおる
写真の無断転載・使用禁止